皮膚病診療の案内
当院は日本皮膚科学会認定皮膚科専門医が診察を行っております。
これらの症状でかかられる方が多いですが、その他皮膚に関するお悩みや何処で相談してよいかわからない症状など、お気軽のお尋ねください。
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※クリックすると疾患・症状についてをご覧いただけます
アトピー性皮膚炎とは良くなったり、悪くなったりを繰り返す湿疹が主にみられる病気で、多くはアトピー素因(ご家族様にも同じご病気をお持ちの方がいたり、ぜんそく・花粉症など)を持つとされています。湿疹はカユミと赤み、ジクジク、ブツブツ、ザラザラなど様々で、おでこ、目のまわり、口のまわり、くび、肘・膝・手首などの関節周囲、背中やお腹などに出やすく、左右対称性にみられます。この状態が長く繰り返えされると皮膚が硬く、また所々シコリになります。また、乾燥もよくみられます。治療に長期間を要しますが、塗り薬の強弱や内服薬の調整、そして時には紫外線療法も当院では行っています。
いぼには多くの種類があり、大きさも様々です。原因はウイルスによるものや加齢によるものなどたくさんあります。人から人へうつるものもあれば、触ってもまったくうつらないものもあります。稀に悪いものもあります。症状は時々かゆみがある他さわるとザラザラ、ブツブツするくらいで痛みなどはありません。放置すると大きくなったり、足の裏では痛みの原因となりますので、治療が必要です。
うおのめ・たこは足の裏にできる角質のかたまりです。小さいうちは症状がありませんが、大きくなるにつれて痛み、いわ感がでてきます。男性よりは女性に多くみられ、ハイヒールなどの靴や、それに伴う足指の変形、歩き方などが原因とも言われています。
薄毛・脱毛は様々な原因で起こります。小さなものから、頭皮全体まで広がる場合など症状は様々です。精神・肉体的ストレスなどできる事はよく知られていますが、年齢的なものや、ホルモンバランス、その他内科的な病気がかくれている時があります。また、男性の脱毛に関しては内服薬の処方も行っています(一部保険外)。
全身のかゆみは、はっきりとした皮膚症状がなくても起きる事があります。肝臓病や糖尿病などが原因として多いのですが、その他も沢山の原因があります。当院では飲み薬や塗り薬による治療、時には紫外線治療もあわせて行い、原因をはっきりさせる為に採血などでの評価をしています。
かぶれは内服薬やお肌にふれるものが合わないため、アレルギー反応をおこした結果でてきます。症状は使用している部位に一致して赤みやかゆみなどの湿疹変化られますが、使用していない部位にはみられないのがほとんどです。内服薬以外の原因として時計や指輪、シャンプーやボディーソープ、化粧品など数えればキリが無いくらいです。また、この反応はご患者様のみに起きる事が多く他の人にはみられない場合がほとんどです。当院ではパッチテスト(予約制)を行っています。
乾癬は、頭皮をふくめ全身にみられる皮膚病です。皮疹の症状はありませんが、赤みとその表面に皮膚が堆積し硬くなります。大きなものから小さなものまで様々ですが、ポロポロと皮膚がめくれてきますので、頭に出た場合はフケが多いような印象をうけます。悪いものでは無く命に別状はありません。治療で軽くなり、当院では塗り薬による治療の他内服による治療や紫外線治療器による治療を行っています。
あざは生まれつきみられるものや、大きくなってから新しくできるものもあります。必要に応じてレーザー照射や施術可能な病院へ紹介いたします。
しみは老人性にできるものが有名ですが、その他皮膚がんの早期症状としてみられるものがあります。当院では拡大鏡を用いた診断をしておりますのでお気軽にご相談ください。老人性の物はレーザーで薄くする事ができます(保険外)。また、肝斑に対する最新のレーザーや内服薬もあります(保険外)。
掌蹠膿疱症は手のひらや足の裏に赤みと膿を持った皮疹がでたりひいたり繰り返す病気です。生活習慣が原因と言われていますが、未だ明らかでないものが多い病気です。当院では必要に応じてパッチテストをしております。また、塗り薬の他に紫外線療法も行っています。
じんましんは、皮膚がミミズばれの様な見た目と非常に強いかゆみがあわさった状態になる病気です。比較的多くの人にみられるもので、顔を含め全身にみられます。様子をみていると、その部位に関してはあとかた無く消える事が湿疹との違いになります。原因は熱さ、寒さ、ストレス、食べ物、お薬、感染などたくさんあり特定する事はむずかしいと言われています。当院では必要に応じて採血やパッチテストなどの各種検査を受けることができます。
皮膚には良いものから悪いものまで数多くのできものができます。見た目も赤いものや黒いもの、茶色いものなど様々です。また、いたみがある場合や、何も症状がない場合があります。しかし、いたくても良いものやいたくなくても悪いものがあり、中には放置すると命にかかわるものがあります。 当院では外来での手術を行っておりますのでご相談ください。
ニキビは、毛穴のつまりと皮膚の脂分の増加および、ばい菌の感染によりおこるとされています。多くは顔にできますが、背中にもできる場合があります。また、個人差はありますが思春期から増えてくる事が多い病気です。ある程度大人になれば少なくなりますが、完全には治らず周期的に繰り返す事もあります。
白斑は全身又は部分的に皮膚の色が白く抜ける病気です。原因は老人性のものから内科的なものまで沢山あります。まずは検査をし、その結果をもとに治療を行います。
ヘルペスは大きく分けると、風邪などひいた時に口のまわりにできるものと、体に帯状にできるものがあります。それぞれ精神的や肉体的なストレスがたまって出てくるといわれています。一般的に人にうつる事はありませんが、小さなお子様や高齢の方にはうつる可能性があります。
ほくろは黒く、わずかに盛り上がった見た目で日常よくみられます。また、大きさや痒み・痛みなどの症状では良性・悪性の判断ができません。気になる箇所があるようでしたら、当院では外来での手術も行っておりますので一度診察を受けてください(特に最近急に大きくなってきたものや、出血などがみられる場合は強く受診をすすめます)。
まき爪は主に足の親指の先から横が赤はれて、血やウミがでてくるものです。触ると痛く歩きにくくなったりします。当院では手術やその他切らない治療の他普段の爪の切り方なども説明しています。治療の一環としてワイヤーなどの治療も行っています(一部保険外)。
水虫は簡単に言うと『カビ』が皮膚でふえる事によりできます。主に足の指の間に多くジュクジュクしたり、カサカサ皮がめくれてくる病気です。カユミがあると思われがちですが、全く無い事もあります。また、爪に病気がひろがったり、お股や脇ふくめ全身にもみられる事がありますので注意が必要です。当院で飲み薬や塗り薬の治療を幅広く行っています。
やけどは熱によりできる皮膚のケガです。原因はポットのお湯やカップラーメンのスープなど様々です。また湯たんぽなど、それほど熱くないものでもおきます。痛みや赤みが症状としてみられますので局部の手当てが必要になります。将来的に傷跡を残す事がありますの注意が必要です。
ワキのワキ多汗症を抑える注射や、その他の治療を当院では行っております。お気軽にご相談ください。
よう疹は体や手足に強いかゆみを伴うしこりが多発する病気です。塗り薬や飲み薬で治療を行いますが、時間がかかります。原因たくさんありますが、治療とあわせて検査をすすめます。また、状態により紫外線療法をする場合があります。
当院でできる検査・処置・手術
- 皮膚・形成外科手術
皮膚のできものを摘出除去します(美容形成的手術はしていません)。
日帰り手術です。術前に採血が必要な場合があります。 - 陥入爪(まきづめ)処理
当院は自宅でできる保存的な処理か手術・ワイヤーまでの多岐にわたる治療をしています。
お困りの時は是非ご相談ください。 - 皮膚生検 なかなか治りのわるい部位の皮膚を切除し、病理検査を行い原因を特定します。
- パッチテスト
金属アレルギーやかぶれなど、原因がわからない湿疹などの時に行います。
背部や腕に試薬を貼り付けます。48時間後及び72時間後に評価をします。
入浴が出来ない場合があります。 - 顕微鏡検査・細菌培養検査 水虫やその他の雑菌感染が疑われる時に行います。
- エコー(超音波)検査 処置や手術の前に腫瘍の大きさや深さを確認することができます。痛みはありません。
- 紫外線治療 塗り薬や飲み薬で治りの悪い湿疹やかゆみなどの皮膚症状に対して紫外線照射をしていきます。
初診の方へ
健康保険証および各種受給者証をお持ちください。
お薬手帳をお持ちの方は合わせてご持参ください。
また、ご来院前にあらかじめ問診票に症状などをご記入していただき、受付時にご提出いただくと、受付作業などをよりスムーズに進めていただけるようになりますので、ご協力のほどお願い申し上げます。
問診票は下記からダウンロードできますので、印刷してご使用ください。
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